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前回、「金魚の気持ち7」で、皆さんに問題を出しました。
「奥さん」金魚を追い掛け回す金魚の「旦那」は、 「奥さん」が個室に逃げ込むとそれ以上深追いすることはありませんでした。 ところが唯一「奥さん」がある事をした時だけは、どうしても許す事が出来ず 部屋に入って来て「奥さん」を部屋から追い出します。 さて、「旦那」の唯一許せなかった「奥さん」の行動とはいったいなんでしょう? この問題の答えはその前の回(「金魚の気持ち6」)を読んでいただけた方なら想像がついたと思います。 そうです。答えは 「奥さん」が一緒に食事をしなかった又は食事に来なかった! これが正解です。 「旦那」は金魚でありながら夫婦で一緒に食事をする事を何より大事にしていました。 だから「奥さん」が食事に来ない事が許せなかったのです。 もちろん「奥さん」は「旦那」と一緒に食事をする事を拒否していたわけではありません。 ただ、新しい部屋に慣れないうちは食事のタイミングがわからなくて えさが水槽に入れられても気づく事が出来なかったのです。 だから「旦那」に部屋を追い出された「奥さん」は一目散にえさの所へやって来ました。 そして後から追ってきた「旦那」と何事もなかったように食事をして 終わればまた部屋へ戻って行きました。 「旦那」は一緒に食事さえ出来ればそれで良かったようです。 後追いすることも無く、「奥さん」が部屋に戻ると一人でのんびり過ごしていました。 「奥さん」も部屋に慣れるまでは、食事ごとに部屋から追い出されていましたが、 自分で食事のタイミングがつかめるようになると、 もう「旦那」に部屋に入ってこられる事はなくなりました。 こうしてこの金魚の夫婦の生活パターンが完成しました。 一日の大半は「奥さん」が部屋にこもる事で、お互いに干渉されずにゆっくりした時間を過ごす。 たまに食事時以外に「奥さん」が部屋から出てくると、水槽の端から端まで使って2匹の追いかけっこ!! そして、食事は仲良く一緒に・・・ これは金魚の夫婦の話なんですが、なんとなく人間ぽいとは思いませんか? もしかすると人間の夫婦の仲にもこの金魚の夫婦のような生活をしている方々がいるかもしれませんね。 この生活パターンを基本にやがて訪れる別れの時まで、 2匹は長い時間をともに過ごす事になるのです。 しかし、基本もあれば例外もある!! これから先、2匹の生活パターンを狂わせる出来事が何度となく訪れます。 どんな出来事が2匹に訪れるのか・・・ 長い話になりますので、これからまた少しずつお話していきますね! 金魚を上手に飼う為にお薦めサイトを紹介します ![]() ぷーさんと愉快な仲間たち http://www12.plala.or.jp/poo_san/index.html 傍らに魚たちの居る和やかなライフスタイルを応援するサイトです。 ぷーさんの知恵袋には参考になるお話がいっぱいあります。 |
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我が家の水槽で暮らし始めて2〜3日もすると、食事のタイミングがわからなかった「奥さん」と呼ばれる新しい金魚も自分ひとりでえさを食べに来られるようになりました。
こうなると食事のたびに「奥さん」金魚をえさの場所に誘っていた金魚の「旦那」のエスコートは不要になります。 食事を一緒にする以外は「旦那」に全く関心を示さない金魚の「奥さん」・・・ 「旦那」は「奥さん」との唯一のコミュニケーションのチャンスを失い、なすすべもなくおとなしくしているしかありませんでした。 ごく普通の金魚のように・・・ 静かにお互いをまるで関心が無いかのように、干渉しあうことなく静かに過ごす・・・ この時金魚たちがどんな事を思っていたのかわかりません。 ただ、もともとおとなしく出来ない乱暴物の金魚の「旦那」は、互いに無関心のまま静かに過ごすなんて事をいつまでも続けている事は出来ませんでした。 間もなく、「旦那」は「奥さん」を追い掛け回すようになりました。 流線型で泳ぎの得意なわきんの「旦那」と大きく豊かなひれをひらひらさせた丸っこい体のりゅうきんの「奥さん」の追いかけっこは、さながらスプリンターに追いかけられる舞妓さんのようです。 当然勝負にはならないものの執拗に追いかけ回す「旦那」と必死に逃げる「奥さん」! 突っつく事はしていないようです。でも「奥さん」を脅かすように「旦那」は追い立てていました。 同じような大きさの金魚ならいじめられないかと思って一緒にしたのですが、やはりわきんとりゅうきんを一緒にしたのは間違いだったのでしょうか(確かに間違いではありますが・・・) 逃げ回る「奥さん」があまりにも不憫に見えたので、私は何か避難できる場所を作ってあげようと、流木を模った土管を買ってきて、水槽に入れてみました。 見慣れないものが入ってきたにもかかわらず、「奥さん」はすぐに土管に逃げ込みました。 土管を怪しむより、少しでも早く「旦那」から逃げたかったのでしょう。 土管に逃げ込んだとはいえ、「奥さん」と「旦那」の体の大きさはほぼ同じです。 と言う事は当然土管には「旦那」も入れてしまいます。 一度は逃げ込んだとしても「旦那」に追い出されたら避難場所の意味がありません。 大丈夫かな・・・不安な思いで私はその後の様子を見守りました。 でもその不安は取り越し苦労でしかありませんでした。 追い掛け回された「奥さん」が土管に逃げ込むと、「旦那」は体をひるがえして土管から離れ、中に入ってまで「奥さん」を追い立てる事はしませんでした。 「旦那」は土管が嫌いだったのか?これ以上深追いしたら嫌われるとでも思っていたのか?それとも金魚にしかわからない理由があるのか? 私にはわかりません。 でも、とにかく「旦那」は土管に逃げ込んだ「奥さん」を追い出すようなまねはしませんでした。 土管には真ん中に穴が開いていて、土管に逃げ込んでも「奥さん」には外が見えるし、私や「旦那」からは覗かなくても「奥さん」の様子が見えました。 「奥さん」は土管の窓から土管に近づかない「旦那」の様子を見て きっとホッとしたことでしょう。 こうして土管の中に安住の地を見つけた「奥さん」! 一日の大半はこの土管の個室で過ごすようになりました。 もちろん一日中狭い部屋の中に閉じこもっていては体によくありませんね。 「奥さん」は時々部屋を出て来ました。 そして「旦那」に追いかけられて、適当に部屋に逃げ込んで、 後は部屋でゆっくり静かに過ごす・・・。 これが「奥さん」の日常になりました。 「旦那」はやはり「こだわり」のある金魚だったのだと思います。 「奥さん」が個室に入っている時は何もしない・・・これも「旦那」のこだわりだったのでは無いでしょうか・・・。 でもある事を「奥さん」がした時だけは「旦那」はそれを許しませんでした! その時だけは「旦那」は容赦なく部屋へ入って「奥さん」を部屋から追い出してしまいます。 それ以外の理由では絶対に「奥さん」の部屋に入ったりしないのに・・・。 さて!皆さん問題です。 「旦那」が唯一許せなかった「奥さん」の行動とは何でしょう? 前回のお話を読んでもらえた方には簡単な問題だったかもしれませんね! 答えはまた次回にお話します。 金魚を上手に飼う為にお薦めサイトを紹介します ![]() 金魚の苑 http://homepage2.nifty.com/kinsono/ 金魚ファンにお薦めのサイトです。ご自慢の金魚を紹介したり、金魚仲間を作るのもよし、私はこのサイトの「金魚ニュース」がお気に入りです。 |
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我が家に新しい金魚を連れ帰りました。
「旦那」の水槽は玄関にあるので、家に入るとすぐに「旦那」に新しい金魚の存在が気づかれてしまいました。 「旦那」はせわしなく水槽の中を泳ぎ回り、新しい仲間が来るのを待ちわびているようでした。 新しい金魚は水槽の水に馴染ませてから水槽に入れます。少しの間新しい金魚が「旦那」の見える場所に置かれたので、「旦那」は近くによってきて体を激しく振っていました。 やがて新しい金魚は水槽に入れられました。「旦那」はまるで跳ねるように泳ぎまわり、新しい金魚の前で体を激しく振っていました。その様子はまるで犬が喜んで尻尾を振っているかのようで、私たちはこれは「旦那」が喜んでいるんだろうと思いました。 「旦那」の喜びの舞?に対して新しい金魚の反応はどうだったでしょう? 新しい金魚は・・・全く無関心! 「旦那」の激しい歓迎のアプローチに対して何の反応も示しませんでした。 いくらアプローチしても応えてもらえないからか、やがて「旦那」も落ち着いてきました。 そして何事もなかったように静かに2匹の生活は始まりました。 育ち盛りの「旦那」はえさに目ざとく、えさを出すとその音?それとも私の行動を見ているのかとにかくえさを出すだけで寄ってきてえさを待ちます。 今日もえさの時間には真っ先に「旦那」は所定の位置にスタンバイして、えさが入ると同時に食べ始めました。 ところが新しい金魚にはえさのタイミングがわかりません。もともとおっとりした金魚だったのかもしれません。「旦那」がえさに夢中になっているのに、新しい金魚は一向にえさのところへ来ませんでした。 するとどうでしょ! 「旦那」は食事を中断しました。そして新しい金魚のところへ行ってその体を突っついたのです。 驚いた新しい金魚は初めてえさの存在に気がつきました。そして2匹でえさのところへ来ると一緒にえさを食べ始めたのでした。 翌日の食事の時間でも最初はえさに気づかない新しい金魚に、「旦那」は食事を中断して迎えに行きます。せっかく2匹で暮らし始めたのだから食事は一緒にと「旦那」は思っていたのでしょう。 新しい金魚が我が家の暮らしに慣れてえさのタイミングを覚えるまで、食事のたびに「旦那」のエスコートは続きました。 食事は2匹で一緒に! この「旦那」のこだわりは後に「奥さん」の命の終わりが近づき食事が出来なくなるまで、毎食欠かさず続けられました。 金魚を上手に飼う為にお薦めサイトを紹介します。 ![]() ぱらだいす金魚 http://www005.upp.so-net.ne.jp/parakin/ これから金魚を飼う方やまだ金魚を飼い始めたばかりの方には是非見ていただきたいサイトです。 このサイトの「金魚をすてないで!運動」には考えさせられます。 |
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生命の危機を乗り切った金魚の「旦那」はすっかり元気になりました。泳ぎも力強く、元気そのものです。
「旦那」は大きな金魚だと言ってきましたが、それは小さな金魚と比べての事です。「旦那」もまだまだ若い金魚なので大きな水槽の中では小さな存在です。 元気に泳ぎ回っていても水槽の中は広く、一匹しかいない金魚はなんだか寂しげに見えました。 金魚だって1匹はさびしいはず! 家族で話し合い、私たちはもう1匹金魚を飼う事に決めました。 さて一緒に暮らす金魚はどこから買ってくれば良いでしょう。 まだどこかの露天ですくってくる?でもそれではどんな金魚が来るかわかりません。 大きな金魚なら良いのですが、小さい金魚が来てしまったらまた同じ悲劇を繰り返してしまうかもしれません。 乱暴な金魚と同居するなら、対等に渡り合える金魚でなければ安心して飼えません。 私たちはペットショップへ行って金魚を買って来ることにしました。 「旦那」の種類は「わきん」でした。出来れば同居は同じ種類の金魚が良いと思っていました。 ところがペットショップは観賞魚専門のお店ではなかったので、金魚の種類は少なく「わきん」は販売されていませんでした。 「旦那」と同じ大きさの金魚は・・・いくつかの水槽を見て、私たちは「旦那」とほぼ同じ体長の「りゅうきん」を買うことにしました。 水槽の中にたくさん泳いでいる金魚たちの中から店員さんに適当な金魚を選んでもらって我が家に連れて帰りました。 当時「旦那」の性別はまだわかっていませんでした。だから当然ながら買ってきた「りゅうきん」の性別も気にしていませんでした。 この金魚たちが後に夫婦となって愛情物語を繰り広げる事になるなんてこの時は想像も出来ませんでした。 ちなみに「旦那」と言う名前はこの頃はまだ付けられていませんでした。1年後この2匹の間に子どもが誕生する事で初めて2匹の性別が判明!そして「旦那」と言う名前が付けられたのです。 そしてもちろん「りゅうきん」の名前は「奥さん」です。実に安易なネーミングですが、「旦那」はいつまで経っての可愛げが無いので、名前をつけてもらえなかったのです。ある意味不憫な金魚だったかもしれませんね! さて、「奥さん」と「旦那」の対面はどうなったでしょう? 皆さんは初めて出会ったこの2匹はどんな風になったと思いますか? 「旦那」は乱暴者だから、新参者を攻撃したと思いますか?それとも最初はお互いに無関心? お話を続けたいところですが、長くなるのでこの話はまた次回にしたいと思います。 金魚を購入する時に参考になるお薦めサイトを紹介します。![]() 金魚の選び方 http://members.jcom.home.ne.jp/kojifish/kinnera.htm 金魚を飼いましょう http://www.bb.banban.jp/bohshin/page093.html 私は無知により、「わきん」の相手に「りゅうきん」を選んでしまいましたが、本来はやってはいけない事だったようです。皆さんが金魚をご購入の際は正しい選び方のコツをネットやお店の方に教えてもらってから適切な金魚を購入してくださいね。 |
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それまで、金魚の「白点病」は我が家では不知の病とされていました。
金魚が白点病になると、ショップで薬を買ってきて治療してみるのですが、 水が青くなる薬を使っても、緑になる薬を使っても 金魚を助ける事が出来ずにいました。 「旦那」と呼ばれる金魚は、我が家に来る前から体に傷がありました。 そんな金魚が「白点病」を発症してしまった時には 正直言ってもう助からないだろうと思いました。 案の定、市販の薬では「旦那」の病状に改善は診られず、 病状は進行し、とうとう全身を綿のようなものに包まれてしまいました。 「旦那」はとても苦しそうでした。 力強い泳ぎをする金魚だったのに、ほとんど動こうとせず息も苦しそうでした。 もう駄目だ・・・私はそう思いました。 もう助けられないなら最後のあがきをと、 私は「旦那」を小さなバケツに移して塩を入れてみました。 以前、金魚の治療には塩が効くと聞いたことがあったからです。 専門ショップの薬が効かないのに、塩なんかで治るなんてとても思えませんでした。 だからそれまで一度も試した事が無かったのです。 でも今は、塩を入れてみるしか他に手立てが無いのです。 塩を入れると言っても、どのくらいの量を入れれば良いのかわかりませんでした。 本当にこんな事で・・・と思いながらも私は「旦那」バケツに塩を入れました。 様子を診ながら一つまみずつ・・・ 塩が加わるたびにしみるのでしょうか、「旦那」は少し体を動かしました。 どのくらい塩を入れたのでしょう・・・量は全くわかりませんが、奇跡が起きました。 塩を入れて20分ぐらいたった頃に、「旦那」の体の白点が減ってきているのに気がつきました。 そして動きも少し多くなってきました。 やがて体を激しく震わせると、全身を覆っていた綿が まるで薄皮が剥げるように取れていきました。 目を疑う光景でしたが、塩は確かに「旦那」を死の淵から救い上げてくれました。 綿がきれいに取れた「旦那」は、きれいに洗って消毒した水槽に移しました。 水は全部新しいもので、ここにもバケツほどではないものの塩を入れておきました。 水槽に入った「旦那」は白点は大分数が減っていましたが、 ところどころうろこが落ち、えらには血がにじみ、ヒレは白っぽくなっていて 見るからに痛々しい姿になっていました。 時折泳ぐものの、動きは少なくほとんど水槽の底でじっとしていました。 次の日にはさらに体の白点の数は減っていました。 けれども、えさも食べずにほとんど水槽の底にじっとしている事が多かったです。 その後3日間、「旦那」はえさを食べず大人しくしていました。 でも死の淵から舞い戻った「旦那」は逞しかったです。 やがてえさを食べられるまで回復し、元気で乱暴な金魚に復活していきました。 この日の奇跡以来、私は塩を「魔法の薬」と呼び、その後たびたび起こる金魚の病気を この「魔法の薬」で乗り切ってきました。 金魚の命をつなぐ「魔法の薬」なのだからと、 我が家の食卓塩は普通の精製塩からミネラルたっぷりの自然塩に変えました。 以来、「魔法の薬」のミネラル効果は私の家族の健康にもちょっぴり貢献してくれているのかな? なんて思ったりもしています。 金魚を上手に飼う為にお薦めサイトを紹介します。 ![]() 金魚のことなら【金魚屋の息子】 http://www1.kcn.ne.jp/~puni/ 金魚情報満載!金魚について何かわからない事があったらまずこのサイトをチェックしてみましょう。 金魚の飼い方から金魚すくい・・・金魚に関する情報なら大抵見つかると思います。 金魚の治療に塩を使いたい方はこちらサイトの「塩の量を計算してくれる」プログラムを利用すると良いですよ!適切なアドバイスもあるので、私の感覚だけの治療よりずっと安全で確実な治療が行えると思います。 |
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